付き合っていた男

私が付き合っていた男を紹介したい。
その名がイケメンからっぽ男。
まあ、世の中で顔が良くて、性格がいい人なんていないだなんて言われてるけど、
まったくその通り!今私は声を大にして言いたい!(笑)
その彼とは大学時代に出会った。
一目見た瞬間、私の目はハートに!
私の大好きな犬顔にこんがりと焼けた肌。
笑ったときの眩しい笑顔が何とも言えないイケメンだった。
まあ、そんな爽やかイケメンに私はまんまとはまっていったのだ。
しかもわたしにギブアンドテイクが出来る女性は最後まで付き合ってくれるから
タイプっても言ってくれて
彼が元カノと別れたばかりだったので
運よく彼を手に入れた私は有頂天だった。
何ていったってイケメン。
キスをしても、SEXをしても
かっこいい彼に私は惚れ惚れしていた。
そんな彼と付き合って3ヶ月くらいが経ったころ、
彼の本当の正体がでてきてしまったのだ。
あれは、私が何か悩んでどうしようもなくなって
彼に泣いて相談したときだった。
彼は泣いて何も言えなくなった私に、
たいした言葉もかけてくれはしなかった。
泣く私の姿を見て、ただただ困った顔をしていた。
これだけじゃない。
予定をコロコロ変え、
会う約束をしていても、直前で断られることなんてしょっちゅう。
私が貧血でバイト先から救急車で運ばれたときなんて信じられなかった。
異常はなく、自宅からタクシーで帰るとき
彼に電話したら、驚くこともなく
「大変だったね!今日は早く寝るんだよ!じゃあ、おやすみ」
って心配する様子もなく電話を切られてしまったのだ。
まさに自分勝手な男だったってわけ。
まあ私も超絶イケメンな彼をふる勇気なんてなかったし、
ちょうどその頃彼が就活の時期だったから
私は会えなくても、苦しくても
一人で泣いては我慢した。
「あと少しだけ、ガマン」
何度もこうやって言い聞かせた。
その後彼の就職が決まり、
5か月くらい何とか続いたけど、
出会い系サイト別のの利用料金を見比べて、いいサイトを見つけて、結局そのサイトで私に他にいい人が見つかってサヨナラ!
だってそんなからっぽ男と将来なんて考えられないし、
なんて言ったって彼と過ごした1年と数ヶ月を
幸せだったなんて今は言えない。
やっぱり男って顔じゃないね、心!
今ならこうやって断言できる、私、成長したなー!

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